機械システム研究室について

機械システムはありふれた存在になりました。既存の機械システムでは高付加価値が強く求められ、また一方で、時代背景に合わせた新しい機械システムの創成が期待されています。機械システム研究室では、ダイナミクス(振動・運動の制御など)の学術分野を中心に、①機械システムの付加価値を追求する研究開発、②新しい機械システムの創成について取り組んでいます。

 

[機械システムの付加価値の追求]

機械における振動は、振動そのものが機械性能に影響を及ぼすだけでなく、音としてユーザーに伝わることで異音として問題となる場合があります。例えば、ブレーキの鳴き音として知られる「摩擦によって励起される振動現象(摩擦振動)」があります。本研究室では、機械の静粛かつ高効率な運動(なめらかな運動)の実現を目指して研究を進めています。

[新しい機械システムの創成]

風によって励起される振動(ギャロッピング)を利用した発電、熱音響現象を利用した冷凍機、振動を利用した物体搬送など、新しい機械システムの研究開発を進めています。

 

詳しい研究内容はResearchを参照してください。

 

HP作成者(大学院生S.M.)から新4年生へのメッセージ

機械システム研究室では、コアタイムは10時~17時で活動しており、週に一度は研究の進捗を報告するゼミがあるため、毎週コツコツと着実に研究を進めることができます。また、研究活動を行う上で分からないことは教授や先輩が丁寧に教えてくれます。企業との共同研究なども行っているので、まだ世の中で発見されていない新しいことなどを研究してみたい方はぜひ機械システム研究室へ来てください!

 

アクセス

  • 埼玉県さいたま市桜区下大久保255
    総合研究棟 5階 503室